追手門学院大手前中・高等学校

学校紹介

追手門学院大手前中・高等学校

追手門学院大手前中・高等学校

生徒たちは、勉学はもちろん、クラブ活動や行事にも全力投球。校内は活気いっぱいです。

時代の変化と社会のニーズを柔軟かつ的確に取り入れ、校舎の改築や新教育の導入などを積極的に行っている本校。2018年度に学院創立130周年を迎えた伝統ある学校です。
中学校はSS・特進の2コース、高等学校はSS・特進・進学の3コースに分かれ、温かい雰囲気の中、面倒見のいい教育で、生徒の学業をきめ細かくアシストしています。
そして、新たにグローバルサイエンス教育の推進を掲げ、エントランスのリニューアル、サイエンスエリアの建設、ラボ&ファクトリーロボット棟の新築など、新たな学び(個別・協働・プロジェクト型)に対応するプロジェクトも進め、生徒の能力を最大限に伸ばす教育に熱意を持って取り組んでいます。

教員同士のコミュニケーションが活発で、職員室は風通しのいい環境です。誰とでも気軽に話せ、お互いアドバイスをし合い、切磋琢磨しています。時には、冗談が飛び交うこともあり、楽しい雰囲気です。
場所は、各線「天満橋」駅より徒歩5分とアクセスが便利な好立地。大阪城のお堀のそばにあり、校内からはお城を望めます。都会の中にありながら風情のあるロケーションも魅力です。

追手門学院大手前中・高等学校 紹介動画


先生紹介
教師は、商売でも仕事でもなく、“生き方”です

福島 哲也

追手門学院大手前中・高等学校 数学

2018年入職

変化を恐れず、新教育の確立に全力を注いでいます。

公立中学校で教師をしていた時に、追手門学院の教育長と出会う機会がありました。その時に、『追手門学院』の新教育を知りました。新教育の目的と実践方法について、知れば知るほど、新教育に大きな魅力と可能性を感じ、「自分も追手門学院で新教育を行うことで、子どもたちの人生に関りたい」と強く想い、14年間勤めていた公立中学校を退職し、本校に入職しました。


なかなか新しい教育には踏み切れない学校もありますが本校は、生徒たちが、これからの時代を“自分らしく生きる”ために必要な教育に迷うことなく取り組んでいるのです。 当初はこの取り組みに戸惑う先生もいました。これまでのキャリアもありますから自然なことだと思います。ですが、今では「変わらなければ」という想いの先生が増えてきていて、多くの教員が同じ方向に向かい始めている感触を得ています。あと、私立校ですから教師の異動がなく、同じ志を持つメンバーとずっと一緒に推し進めていくことができる強みがありますので、新教育プロジェクトは今後さらに加速すると確信しています。

生徒みんなが数学を楽しんでいます。笑いながら、数学の話をしていたなんてことも。

学級経営は、子どもたちが主体的に行っています。僕が直接すぐに指導するのは、『命』『人権』『いじめ』に関することだけです。教師が前もってしていたこともありましたが、「本当に子どもたちのためになっているか?」を考えるとそうではないと思います。子どもたちに任せるということも大切だと考えています。

授業は、たった一人の例外もなく全員ができることを目指しています。これを実現するために、僕が授業中に全員の注目を集めて黒板を使って説明することは最小限にし、個別型の学びと協働型の学びを融合させた授業を行っています。この授業を続けてきたことで成績は伸びていっており、生徒たちもやりがいを感じているように思います。

新教育を行うことで自主性も育まれているようで、以前、僕が「“全員ができる”をみんなの力で実現しよう。そうすることがみんなにとって得だから」と話をしました。すると、これに共感した生徒たちが中心となり、理解できていない仲間へのヒントになる資料を作成し、質問を受けて黒板で解説する“チーム”がクラスに発足しました。あの時は「この子たちはすごい!」と驚きました。

「本気で教育をするなら、追手門大手前でしかできない」と自信を持って言える教育をしています。

人間関係でなく“人間的な関係”を生徒と築いていくことを大切にしています。人間的な関係とは、教師と生徒が対人間としてお互いを尊重しながら付き合っていく関係のことで、『学び合い』を実践する上では必要なことだと僕は考えています。これがきちんと築けていれば、新教育もスムーズに実践できると考えています。

僕は、追手門大手前が新教育によって関西のモデル校になりたいです。おそらく近い将来、そうなると信じています。これは、数人の教師で実現できることではなく、全教職員が一枚岩とならなければ実現できないことです。そのような志を持った先生方と一人でも多く、一緒に働きたいです。本気の先生方は、ぜひ追手門大手前に来て頂きたいです。そしていつの日か、本校の入試の面接で、多くの受験生から志望動機として「新教育に魅力を感じたから」という答えを聞ける日が来てほしいです。