追手門学院幼稚園
園紹介
追手門学院幼稚園
本園は自然に囲まれた千里丘陵の一角にある、1969年設立の幼保連携型認定こども園です。子どもたちの安全を第一に考えた新しい園舎や最新の設備を導入し、食育や情操教育の場となる菜園も備え、一人一人の成長を温かく見守っています。 文教地区にあるため、保護者様は教育熱心で、お子様に対してとても前向きに考えていらっしゃる方ばかり。一緒に協力してくださる保護者様が多い、とても恵まれた教育環境です。
また本園では、靴をそろえる、イスを机に入れる、あいさつ・返事をするなど、小学校に進学してからもスムーズに馴染めるよう、礼儀・礼節の指導はずっと続けてきています。この“いい伝統”は大切にしながらも、最近では思考力・探求心を育む新教育にも力を入れているのです。このような背景もあり、保育教諭は子どもたちの主体性を伸ばす環境についてなどを相談し合い、教育保育の進化にも取り組んでいます。年齢に関係なく誰でも意見を発信でき、新しい意見を柔軟に取り入れる“懐の深い職場”ですので、「こうすればいいかも」と思いついたアイデアは遠慮せず発信してください。
急用や急な体調不良などで休みたい時は、副担任や補助教員が代行をしますので、無理なくお休みを取れます。
■まずは、園見学にお越しください。
園の持つ温かい雰囲気を感じていただければ、安心して飛び込めるはず。お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
■お問い合わせ先
追手門学院幼稚園 Tel:06-6871-2986
子どもたち一人ひとりと向き合い、自らの考えを実践できる場所。
私は新卒で追手門学院幼稚園に来て、現在8年目。学生時代には保育士と幼稚園教諭の両方を取得しています。就職活動を進める中でこの園を選んだのは、見学に来た際に感じた全体的な雰囲気がとてもよかったから。また設備がとてもキレイで、園長先生のお話に共感できたことも理由です。
実際に働いていて感じるのは、それぞれの先生の判断で、とても多くのことに挑戦させてくれるということ。ベースにある教育理念に照らし合わせながら、子どもたちとやりたいことを考え、それを実践できる場所だと思います。とはいえ、定めるべきラインはみんなで話し合って決めているし、行事に関することや「園庭にどんな遊具が必要か」といった細かい部分まで、先生同士で議論する場が多く設けられているのも、園の特徴だと思います。
日々、保育を行う中で難しいと感じるのは、同じ関わり方や画一的なやり方では、すべての子どもたちに対応できないことが挙げられます。どこの園でもそうだと思いますが、やはり園児一人ひとりに個性や特徴があり、運動が得意な子と苦手な子、またお話が上手な子と、まだおしゃべりに慣れていなくて意思疎通が苦手な子などが混在している状態です。そのそれぞれに対して、毎回どのように接するべきかを、きめ細かく考えていく必要があります。そこは8年経った今でも試行錯誤をするばかり。しかし、どうしても迷う時には先生同士で相談し合える雰囲気や風土があるので、大きな問題になることはありません。
保護者の方に対して意識しているのは、できるだけポジティブな報告をするということです。その日にできたこと、例えば給食を残さずに食べられたことや、逆上がりやなわとびができるようになったこと、椅子にきちんと座れるようになったこと……そういった些細なことも含めて、お子さんのいい面をお伝えできるように心がけています。そのために必要なのは、一人ひとりに対して丁寧に目を配ること。子どもたちときちんと向き合うことで、気づくことを増やしていきたいです。
そもそも私がこの仕事を目指したのは、自分が幼稚園に通っていた時に、とても優しかった担任の先生と幼稚園自体が大好きだったから。小さな頃から将来の夢として抱いていた職業につけたのは嬉しい限りです。実際に働きはじめた今も、この園のこと、そしてこの仕事は大好きなまま。これからもずっと続けていきたいと思っていると同時に、自分が経験してきたことを後輩の先生たちにどんどん伝えて、困っていることがあれば全力でサポートしていきたいです。
これまでのやり方や考え方に固執せず、時代にあった保育ができるのがこの園の特徴で、フレキシブルな働き方や保育方法がとれるのも私立のメリット。実際に若い先生からアイデアをもらうことや、刺激を受けることがたくさんあります。ただ世の中的に言われている通り、人手不足なのは間違いありません。先生の数が多ければ、一人ひとりの子どもたちにかけてあげられる時間もより長くなります。追手門学院幼稚園は、教育・保育という観点で、自分で考えたこと、そして子どもたちのためにやりたいと思ったことを、自由にカタチにできる場所。子どものことが好きで、いろいろなことに前向きに取り組める人と一緒に働けることを楽しみにしています。
幼保連携型認定こども園 追手門学院幼稚園勤務
2019年入職
私はもともと子どもが大好きで、また小さな頃から習っていたピアノを活かす仕事をしたいと感じ、この職業を目指すようになりました。今は他の幼稚園から転職をしてきて4年目。私立にはそれぞれの特色があり、保育観や具体的な方法論も違うので、いろいろな園のやり方を知りたいと思って転職をしました。ここのはじめの印象は、規模が大きくて、先生、そして園児の数も多いということ。また数が多いだけではなく、年齢や経歴が違うさまざまな先生がいて、それぞれに違うアイデアを持っているので、話し合いをしていても「そういう発想はなかった」「ぜひ私も挑戦してみたい」といった新しい発見や気付きをもらえます。
ここでは1学年に4クラスがあり、クラスごとに違ったカラーがあります。その中で、日々の保育や行事などにおいて、先生みんなが支え合って準備をしているのがいいところです。またどのクラスもできるだけ同じ速度でカリキュラムが進んでいくよう、例えば少し進度が遅かったり、種々の問題で保育が大変だったりするクラスがあれば、まわりの先生がそれに気づいて放課後にサポートし合うなど、協力体制が出来上がっています。さらに先生によって、絵が得意な人やパソコンによる事務作業が得意な人など、得手不得手があるので、それぞれの得意な面を活かしながら、互いに苦手な部分を補っていて、まるで家族のような温かい雰囲気を感じています。
現場で保育をしていると、担任の先生次第で、子どもたちのカラーが変わっていくことを強く実感します。担任がアクティブな先生だと、子どもたちもアクティブになりますし、優しい先生が担任だと、子どもたちも優しくなるもの。そういう意味で、子どもたちの人格形成に影響を与えていると考えると、責任のある仕事であることを感じます。だからこそ、常に彼ら・彼女たちの人生そのものに携わっているという自覚を持たなければいけません。特に3学期あたりになると、日々の積み重ねが子どもたちの心に息づいてきて、自分のやってきた保育が馴染んでいると感じることが多くなり、とても嬉しく感じます。
この園では「自由保育」という概念が根底にあり、私もそれを大切に考えています。特に大事にしているのは、子どもたちの主体性を育むということ。そのために園児から質問を受けた場合も、すぐには答えを与えず、一緒に考えるようにしています。「先生は答えを教えてくれる人」「先生に聞けば、すべてが分かる」と植え付けてしまうのはよくありません。大切なのは「どうする?」と、ひとつずつ子どもに問いかけて、自分で考える機会を与えること。その積み重ねで、子どもたちの主体性が育っていくと信じています。
もちろんはじめはできないことばかりですが、それでもできるだけ自分の頭で考え、自分で選び、自分で行動するということを繰り返すうちに、子どもたちは「これはもう、先生が何も言わなくても、1日を過ごせるのでは?」と思うくらい、驚くべき成長を遂げるもの。そんな幼少期の貴重なタイミングで、子どもたちの人生に携われるのは、本当にやりがいのある仕事だと思います。それにこの園は、新しいチャレンジを応援してくれて、背中を押してくれる雰囲気があるので、アクティブにいろいろな挑戦が可能です。
幼保連携型認定こども園 追手門学院幼稚園勤務
2015年入職