高等教育の修学支援新制度(給付奨学金・授業料減免)

概要

学部学生の修学を支援するため国が定めている制度であり、 本学は、この制度の対象校として認定されています。

この制度は、給付奨学金と授業料減免(新1年生のみ入学金も対象(一次採用者のみ))がセットとなっています。高等教育の修学支援新制度に申込みを行い、以下に記載の基準を満たしていれば、採用になります。

採用されるためには、学力基準と収入基準の2つの基準を満たしていなければなりませんが、採用人数に枠がありませんので基準を満たせば採用されます。
返還義務のない給付型の奨学金ですので、まずこの奨学金の申請を検討してください。

【多子世帯】
2025年度から多子世帯(扶養する子どもが3人以上いる世帯)の学生に向けた国による授業料・入学金を一定額まで減額する制度が拡充されます。所得制限はありませんが資産要件(3億円未満)と一定の成績基準を満たす必要があります。

申込基準:学力基準
《学部1年生》
次の(1)から(4)までのいずれかに該当すること
(1) 高校の評定平均値が3.5以上であること
(2) 入学試験の成績が入学者の上位1/2以上であること
(3) 高卒認定試験の合格者であること
(4) 学修の意欲や目的、将来の人生設計等が学修計画書で確認できること
《学部2年生以上》
(1) 前年度までの通算GPAが、原則、所属学部所属学年の上位1/2以上であること。
(2) (1)に該当しない場合は、前年度までの通算の修得単位数が2年生は31単位以上、 3年生は62単位以上、4年生は93単位以上あり、かつ、レポート等により学修意欲 が認めらること。

申込資格:収入基準
《世帯収入》
以下の算式より算出された額について、学生等及びその生計維持者の合計額が以下の基準額に該当すること。
(算式)市町村民税の所得割の課税標準額×6%ー(調整控除+調整額)

第Ⅰ区分 100円未満
第Ⅱ区分 100円以上~25,600円未満
第Ⅲ区分 25,600円以上~51,300円未満
第Ⅳ区分 51,300円以上~154,500円未満

《世帯資産》
Ⅰ~Ⅳ区分であって多子世帯でない場合:生計維持者の数に関わらず5000万円未満
多子世帯の場合:3億円未満


①【予約採用者】

高校在学時に高等教育の修学支援新制度に申込み、決定通知を受け取っている者がこれに該当します。
本学入学後、4月初旬に決定通知を大学に提出の上、進学届(インターネット入力)を提出してください。
※給付奨学金に不採用となったが多子世帯に該当する場合は、新規に申し込んでください。


②【在学採用者】

1年生又は2年生以上の学生が、初めて申し込む場合、これに該当します。
3月下旬にOIDAIアプリにて手続きの詳細をお知らせしますので、内容を確認の上、指定した期限までに、申込(インターネット入力)をしてください。


③【編入学生継続者】

前学校で日本学生支援機構の給付奨学生であり前学校卒業・修了後1年以内に本学に入学した者が該当します。入学後、指定した期間までに継続願を提出してください。


【共通事項】

4月に在籍報告があります。インターネット入力により行いますので、必ず、入力してください。
なお、9月に家計基準の見直しを行います。家計の収入金額に変更があり、区分が変更になる場合は、10月から新区分による支援になります。


【二次採用】

年度初め(4月)の採用時は、前々年の収入により収入基準を確認しています。
二次採用の申請時には、前年の収入を確認します。収入金額に変更があり、対象の収入基準になる場合は、二次採用に申込してください。