関西学生大会の総合賞1位を報告した少林寺拳法部
大学紹介
2022.09.27
春学期学位授与式が開催されました。長かった夏休みも過ぎ、秋学期開講が近づいてきました。皆さんはどのように過ごしましたか。国内外を問わず、どこか遠くへ出かけましたか。
最近「メタバース」という語をよく耳にします。metaとuniverseを合わせた造語だそうです。我々の身体は、これからどのような世界を動き回るようになるのでしょうか。
夏休みに入る頃、第60回関西学生大会の総合賞1位を獲得した少林寺拳法部の西村祐輝主将(経営学部4年)、乾綾華副主将(経営学部4年)、今村雅さん(経営学部4年)が、学長室に報告に来てくれました。
本学の少林寺拳法部は、関西では毎年のように1位を争っている強豪ですが、全国大会の壁は高いようです。ふと、「関西」学生大会とは、「全国」大会から見て、どれくらいの位置付けにあるのか、興味を持ちました。
2025年に開催される万博は、大阪・関西万博という略称です。不思議な命名ですが、理由は、1970年の大阪万博と区別するためと、関西全体で誘致に力を入れたためとのことです。
大阪が所属する区分けには、この関西と近畿があります。関西リーグや近畿大会という言葉は、競技により使い分けられているようです。
近畿は一般的に二府四県とされますが、三重県や福井県を入れる場合もあります。関西は、関より西という語源から、その関がどこを指すか次第でも変わるようです。ちなみに「関西広域連合」には、近畿二府四県に鳥取県と徳島県が含まれています。
このように、普段使い慣れた表現でも、詳細を問われればよくわからないものがたくさんあります。関西人という言葉も、そのような類型が存在するのか、実は疑わしいですね。そういえば近畿人とはあまり言いませんね。
universeに飛び出すに際し、自分は今、どこに立っているのか、改めて確認することは、とても大切なことです。例えば大阪とは、関西とは、近畿とは、いったいどのようなところで、自分のアイデンティティは、ここにどのように関わっているのか。これは、たとえ大阪が出生地や出身地でなくても、今住んでいる場所、大学に通っている場所としても問うことができるはずです。
より高く広い視点から、自分自身を眺め直してみてください。アバターのように見えてくるかもしれませんよ。
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