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2020.04.08

緊急事態宣言をうけて

 緊急事態宣言が出されました。
 学生の皆さん、要請に従い、原則的に家から出ないでください。
 そうして、じっくり考えてください。今、自分がすべきことを。

 追手門学院大学では、新型コロナウィルス感染予防のために、当面、対面授業をとりやめ、遠隔授業による学修の機会提供を決めました。遠隔授業は、当然ながら、先生や友人たちとともに、同じ教室で同じ空間と時間を共有して学ぶ授業とは、決定的に異なるものです。さまざまな意味で、もどかしいことも多いかもしれません。
 しかし、この対面授業のない期間に、まったく何も学ばないことは、もっと避けなければならないリスクです。
 また、遠隔授業による学びの形態は、あるいは近い将来やってくる皆さんの働き方の先取りでもあります。
 そのような環境の中で、最大のパフォーマンスを上げること。今までと違った授業形式の中で、これまで同様、あるいは、これまで以上に学びを深めること。そのために、何をどうすればよいのかを、自ら考えること。そのような思考が、きっと、皆さんの将来に良い方向づけを与えてくれるはずです。

 この新型コロナウィルスによる世界の激変は、100年に一度とも言われる悪夢のような出来事です。しかし人間は、その歴史において、想像を絶することが起こった時に、思考力や想像力を尽くし、さまざまな方法を案出して、これを乗り越えてきました。
 むしろ、危機の乗り越えがあったからこそ、人間は成長してきたといえるかもしれません。
 この危機を、皆さんの成長のためにも、少しでも意味あるものに転換できればと思います。

 遠隔授業のために、先生方も職員の皆さんも、毎日毎晩、さまざまな努力を重ねてくださっています。学生の皆さんと先生方、そして職員の皆さんが、いつか笑顔でこの困難を振り返る日が来ることを願います。
 緊急事態ではありますが、落ち着いて、日々の学修を継続してください。また、家にあって、この機会にしかできないことを、自ら選び行ってください。
 一日一日、ひとつひとつの行動が、すべて、皆さんの未来を作る要素です。大切に過ごしてください。

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