OIDAIアプリ
OIDAIアプリ QRコード機能
大学紹介
2024.04.12
新しい学年が始まりました。入学生はもちろん、在学生の皆さんも、何かが改まった気分だと思います。
今年の入学式の受付は、OIDAIアプリのQRコード読み取りによって、実にスマートに行うことができました。ちなみに4月11日現在でのアプリのダウンロード率は96.89%、1年生に至っては、99.87%とのことです。このような数字やデータは、教職員は、学内の統合データベース(DB)のダッシュボードであるOTEMON INSIGHTで随時、簡単に確認することができます。また、今学期からは未来志向の学修管理システム(Learning Management System :LMS)として、Canvasの試行が始まります。
OIDAIアプリ、未来志向LMS、超統合DBを、これまでも本学の教育DXの「三種の神器」と呼んできましたが、アプリにはQRコード機能が追加され、Canvasの運用がいよいよ始まり、超統合DBに蓄えられたデータもINSIGHTにより分かりやすく可視化され、日々どんどん「進化」し続けています。
ところで、生物が進化する理由と道筋については、用不用説、自然淘汰説、突然変異説、ウィルス説などがあります。ただ、未だに確定的なものはないようです。あらゆる生物が暮らしやすいように体形や機能を上質化してきたはずですが、キリンの水の飲み方には同情したくなります。一方、突然変異説は、その名のとおり、進化の道筋自体を否定するものです。
これら自然科学の進化説は、人文科学や社会科学の分野における「進化」を考える際にも、応用されてきました。しかしながら、例えば人間はこれまで本当に進化してきたのか、疑問に思わざるを得ないような出来事や悲劇が、21世紀の現代においても世界中で起こっています。
大学の高等教育の「進化」の道筋も、それが明確に見えているわけではありません。ただしテクノロジーの進展の道筋は比較的明らかです。今は、このテクノロジーの進展を、教育手法や教育内容の「進化」にまず援用してみたいと思っています。
具体的には、用不用説や自然淘汰説のいい点を採り、効率的で効果的な教育手法を探ります。また、AIなどの画期的な技術が登場した際には、突然変異説としてこれが使えるものか検討します。ウィルス説だけは避けることにしますが。
皆さんもぜひ、「進化」し続けるデジタル技術を積極的に用い、学びの「進化」を実感してください。未来はすぐ目の前にあります。
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