先輩プログラム / 「教えて先輩」(先輩学生のプレゼンテーション)の様子 先輩プログラム /「自分を知るワークショップ」の様子
大学紹介
2024.03.14
あっという間に3月も半ばです。学年末から、新年度を迎える日が近づいてきました。
本学の入学前教育の1つである先輩プログラムの様子を、総持寺キャンパスで見てきました。今年は700名を超える入学予定者に対して、135名の在学生が、学生スタッフとして実に精力的にプログラムを運営してくれています。
以前、コアメンバーである、山田航大代表(社会学部4年)、安達陽萌副代表(地域創造学部4年)、篠伊織総務部部長(心理学部4年)、兼若亮研修部部長(経済学部4年)の4人に頼まれて、スタッフ研修も覗きにいきましたが、試行錯誤しながらも実に熱心に準備していてくれることに驚き、またとてもありがたく思いました。激励しに行ったはずが、もはやその必要もなさそうでした。
こうして毎年、新入生が入り、在学生は学年が一つ進み、4月1日で1年のサイクルが回っていきます。
我々は、日々24時間のサイクルで生きています。毎朝必ず行うルーティンがある人も多いと思います。それから、週末週はじめの意識や1週間というサイクルも身体にしみついています。
私は一昨年で還暦60年という長いサイクルも経験しました。
これらサイクルは、基本的には地球の自転や公転に基づくものですが、実は1日ごと、1週間ごと、1年ごとに、我々が、何らかのリフレッシュすることで、「マンネリ」や悪い意味での「慣れ」などから逃れようとしていることの意味合いの方が大きいのかもしれません。同じことをただ機械の歯車のようにずっとやり続けることを想像すると、絶望的な気分になります。サイクルは、そのためにわざと一度円環を閉じてくれているのでしょう。
以前、親たちから「きっしょ」という言葉をよく聞きました。おそらく節目とか、機会という意味だと思いますが、親たちは、「ええきっしょやから」「これをきっしょに」などと言っては、何か新しいことを始めたりしていました。便利でいい言葉だと思っていました。
ぜひ皆さんも、今日は何と名づくべき1日にしよう、1週間単位で計画してみよう、などとサイクルを自在に回し、常に自己を更新し続けて下さい。できればそれを今日から始めてみませんか。いい「きっしょ」ですので。
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