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2025.12.11

自分を記録しよう

 街はすっかりクリスマスと年末気分に彩られています。恒例となったキャンドルナイトも「追大 Candle Night 2025」として13日に「おにクル」と茨木市中央公園で開催される予定です。学長室に案内にきてくれた中谷葵さん(地域創造学部3年)、萩野涼華さん(国際学部3年)、深田彩加さん(心理学部3年)によると、今年は「シンデレラ」がテーマとのことです。
 12月6日には、これも恒例となった大学校友会将軍山会の学生表彰式がありました。今年も個人および団体の部で、多くの学生が表彰を受けました。これに加え、将軍山奨学生や子息子女入学祝金の学生や読書王選手権の入賞者たちも対象でした。懇親会では何人かの学生と話すことができましたが、皆、自分のやりたいことをしっかりと思い描いていて、驚きました。

 ところで、皆さんにもこれまで、何かしらの晴れがましい経験があったと思いますが、すべてを把握していますか?
 私は、例えば保育園児の頃、健康優良児に選ばれましたが、あのメダルはどこへいったのでしょうか。そういえば、小学生の頃のそろばん準初段の証書も見当たりません。
 これらはどれも別々に得るものなので、統一的に保存したり記録したりできるのは、実は自分しかいません。ましてや、表彰などはされなかったけれども、自分ではこれを頑張ったという私的な自慢などは、どこにも記録として残っていません。

 これらを可視化すれば、自己紹介や自己分析に、必ず役に立ちます。一覧にしてこそ本当の意味での皆さんの履歴となり、生きてきた証として機能します。
 最近では、写真でさえも、スマートフォンに入れっぱなしで、数年前のものになると、私などはなかなかうまく取り出せません。かつてのアルバムに貼っていたものは、もっと探し易いものでした。自分の履歴もこれに似ています。
 本学では、OIDAIアプリのマイカルテ機能により、学修状況や成績などの数字についてはかなり振り返ることが容易になりました。しかし、実際の皆さんの経験や履歴は、これだけではないはずです。
 いずれOIDAIアプリでも記録できるようにしたいと思っていますが、今はどうか皆さんご自身で記録しておいてください。そして、さっと一覧できるように整理しておいてください。未来の皆さん自身のために。

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